県庁移転論と反対論 1992〜2003
今回は、1992年から2003年までに新聞読者欄で拾った県庁移転論とそれに対する反論をまとめてみました。注意して毎日見ているわけではありませんので購読紙に掲載された県庁移転論全てを網羅しているとは限りません。予めお断りしておきます。
さて中身ですが、2011年にゼロだった会津若松市からの意見が二件あります。「これからも四市を核に均衡ある発展を続けて欲しい」「私は移転すべきでないと思う。(中略)県全体の事を考えると現状維持が良い気がする」という、福島市民の立場とは一線を画す少々消極的な反対論となっています。
気になるのが、反対論に郡山への一極集中を警戒する意見が少なくないことです。僕個人は、東京のような「あらゆるものの過度の集中」と福島県の発展に寄与する「適度な集中」を分けて考えたいのですが、一極集中が他地域の「過疎化」と対の言葉として受け止められているようなので、まずはこうした不安を払拭することが県庁移転を訴える側に求められているように思います。
一方、賛成論についてはたくさん意見があり、表に書き込んでいないものもありますので、ここで少し長めに紹介して今回の終わりとします。
「白紙の状態で県庁等の機関を設置するとしたら県民のほとんどはその中心を選ぶのが公平な良識ということだろう」「全体的にこの問題は、将来を考えると計り知れない経済効果と利便性、その他の発展性が裏打ちされ、容易に説明出来るし納得される内容でもある」「遠隔地の者は長年の念願であるのに、出先機関や地域代表の県議会議員、有識者らの感覚、見解などは冬眠の域のようだ」「終生福島に暮らすものではなく職務上この広い県内を転勤経験した立場からも、現状の不公平、不便さを実感させられた」「ここ原町は距離的には福島市であるが、その時期が至れば大勢に寄る事になるだろう」「新県都を中心部にして四方へ放射線状に道路を構築して‥素晴らしいですね」。
「私はいわき市在住者であるが、周りにはあまりにも県政に関心を持っている市民が少ないと思う。市政や国政には注意を払っても、県政にはそれがないのだ。具体的にいうと、市役所や中央官庁に入りたいとは思っても、県庁に勤めようと思わないのだ。これでは人材が集まらず、福島県はレベルが低いと他県から思われても仕方がない」「このままでは福島県は人材を失い衰退していくばかりである。郡山市に移転すれば会津地方からも県都が近くなり、より県政が身近に感じられることになるであろう」「県民の皆様、真剣にご一考下さい」。
異論もあると思われますが、「福島県は衰退していくばかりである」「郡山市に移転すれば(いわき市からも)会津地方からも県都が近くなり、より県政が身近に感じられることになるであろう」に反論するのは難しいのではないでしょうか。











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