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2012年2月 1日 (水)

県庁移転論と反対論 1992〜2003

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今回は、1992年から2003年までに新聞読者欄で拾った県庁移転論とそれに対する反論をまとめてみました。注意して毎日見ているわけではありませんので購読紙に掲載された県庁移転論全てを網羅しているとは限りません。予めお断りしておきます。

さて中身ですが、2011年にゼロだった会津若松市からの意見が二件あります。「これからも四市を核に均衡ある発展を続けて欲しい」「私は移転すべきでないと思う。(中略)県全体の事を考えると現状維持が良い気がする」という、福島市民の立場とは一線を画す少々消極的な反対論となっています。

気になるのが、反対論に郡山への一極集中を警戒する意見が少なくないことです。僕個人は、東京のような「あらゆるものの過度の集中」と福島県の発展に寄与する「適度な集中」を分けて考えたいのですが、一極集中が他地域の「過疎化」と対の言葉として受け止められているようなので、まずはこうした不安を払拭することが県庁移転を訴える側に求められているように思います。

一方、賛成論についてはたくさん意見があり、表に書き込んでいないものもありますので、ここで少し長めに紹介して今回の終わりとします。

「白紙の状態で県庁等の機関を設置するとしたら県民のほとんどはその中心を選ぶのが公平な良識ということだろう」「全体的にこの問題は、将来を考えると計り知れない経済効果と利便性、その他の発展性が裏打ちされ、容易に説明出来るし納得される内容でもある」「遠隔地の者は長年の念願であるのに、出先機関や地域代表の県議会議員、有識者らの感覚、見解などは冬眠の域のようだ」「終生福島に暮らすものではなく職務上この広い県内を転勤経験した立場からも、現状の不公平、不便さを実感させられた」「ここ原町は距離的には福島市であるが、その時期が至れば大勢に寄る事になるだろう」「新県都を中心部にして四方へ放射線状に道路を構築して‥素晴らしいですね」。

「私はいわき市在住者であるが、周りにはあまりにも県政に関心を持っている市民が少ないと思う。市政や国政には注意を払っても、県政にはそれがないのだ。具体的にいうと、市役所や中央官庁に入りたいとは思っても、県庁に勤めようと思わないのだ。これでは人材が集まらず、福島県はレベルが低いと他県から思われても仕方がない」「このままでは福島県は人材を失い衰退していくばかりである。郡山市に移転すれば会津地方からも県都が近くなり、より県政が身近に感じられることになるであろう」「県民の皆様、真剣にご一考下さい」。

異論もあると思われますが、「福島県は衰退していくばかりである」「郡山市に移転すれば(いわき市からも)会津地方からも県都が近くなり、より県政が身近に感じられることになるであろう」に反論するのは難しいのではないでしょうか。

2012年1月 4日 (水)

県庁移転運動に対する県民の反応は…

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  表をクリックすると拡大表示されます


昨年、福島民報読者欄で見つけた県庁移転に対する県民の意見をまとめてみました。

掲載された12人の方の年齢構成は70代が4人、60代が6人で投稿者のほとんどが高年齢層ですが、残りの二人は40代と20代が一人ずつでどちらも福島市にお住まいの方です。若い人がわざわざ投稿するということは県庁移転に対する相当な危機感の現れと見て間違いないでしょう。

ネット掲示板(○ちゃんねる)等で見るショートコメントと異なり原稿用紙1枚分の主張は読んでいて楽しくもあります。それに、かなり独自の世界観をお持ちの方もいらっしゃいますね(汗)

掲載された様々なご意見に対して一つ一つコメントはしませんが、皆さんの感想をお聞かせいただけたら幸いです。また、福島民報に直接投稿していただくとより大きな反応が期待出来ると思います。原稿は民報のホームページから送れます(「民報 投稿」で検索するとすぐに見つけられると思います)。

最後になりましたが、本年も宜しく御願い申し上げます。


2011年11月16日 (水)

県議選近づく

選挙が近づくと一番悩まされるのが騒音問題です。選挙カーからの候補者の必死の叫びを聞くのは好ましいものではありませんが、それよりも耐え難いのが防災行政無線を使った広報です。
すぐ近くにある放送設備から「棄権しないで投票しましょう」などとほとんど意味のない放送を大音量で毎日聞かされるのは非常に嫌なものです(適度な音量で聞こえる場所にお住まいの方には分かってもらえないかもしれませんが)。こうした広報活動で投票率が向上した例はないのですからやるべき事は他にあるはずなのですが…
また、防災行政無線の乱用に関してもかなり前に市のウェブサイトに市民の声としても寄せられていましたからいい加減この辺りで改めて貰いたいものです(何しろ善良な老若男女に向けて「飲酒運転は絶対に止めましょう」ですからねぇ。参ります)。

さて、選挙で二番目の悩みはどの候補者に投じるかという至極真っ当な問題ですが、皆さんはいつもどのような情報を判断材料として一票を投じられているのでしょうか。
ポスターや公報、新聞等で得た情報から一人だけを選び出すということは相当難儀な作業ですが、こういうことが有権者の無関心と投票率の低下を招いている大きな原因と考えられるにもかかわらずカネばかりかかる時代遅れの選挙制度が一向に改善されないのはなぜなのでしょう。

といいつつも選挙公報の仕方にもまだまだ改善の余地があるものと思います。例えば、ウェブなどで各候補者に対する質問事項を募集し上位10項目くらいをアンケート形式にまとめて選挙公報に一緒に掲載するということは考えられないでしょうか(アンケートに回答するかどうかは当然各候補者の任意ということになると思います)。
こうしたことは特に投票率の低い若者層の関心を集めるきっかけになるかもしれません。また、住民が政治に何を望んでいるのかということを候補者が知る手がかりにもなりますし、当選した議員の政治活動に多少なりとも活かされる可能性もあります。何れにしても多くの県民が共通課題と考えていることに対する各候補者の姿勢を知ることは重要です。

また、アンケートとは別に公開討論会という形式も考えられますね。国政選挙投票日の夜などは民放でさえも貴重な(?)娯楽番組の時間を割いて開票状況を詳しく報道しますが、そういうことをするくらいならむしろ投票前に十分な時間を割いて各候補者の考えや資質を画面に映し出してほしいと思います。その方がよっぽど世の為になるというものです。特にNHKには地方選挙においても公開討論番組を企画して有権者が候補者をふるい落とすための材料を提供していただけたら助かります(地方議会のレベルを引き上げる方法が他に見当たりませんしねぇ)。

3月の原発災害以降県民生活は激変してしまい「避難生活を強いられているのに選挙をしている場合か」という意見もたまに耳にします。心情としてはよく分かりますが、私たちの投じた一票の結果が今日の状況を生み出したとも言えるわけですから選挙そのものを軽んじることは誰にも出来ないはずです。選挙権を持つ一県民として福島県の今と将来の姿を真剣に考えて主権者としての責任を果たしていただきたいと思います。

2011年11月 1日 (火)

「福島県を変えるチャンスに賭けてみるかい?」

発売を楽しみにしていた話題の「スティーブ・ジョブズⅠ」を読みました。
ジョブズがペプシにいたスカリーに言った「一生、砂糖水を売り続ける気かい? それとも世界を変えるチャンスに賭けてみるかい?」という口説き文句はあまりにも有名で、このエピソードは当然この本にも詳しく収められていますが、何と言ってもジョブズの一番凄いところはパーソナルコンピュータがもつ可能性と社会に対する影響を一番よく理解していたことではないかと改めて思いました。だからこそこんな台詞が言えたのでしょう。
これを商品化して大量に売ればもっと大金持ちになれると考えなかったところが凡夫と違うところでしょうね。


話は行き成り変わりますが、とある町で、旅人が道を歩いていたそうです。作業をしている人がいたので何をしているのかと尋ねると、男は「煉瓦を積んでいるんです」と答えたそうです。それから少しだけ歩くとまた同じように作業をしている人がいたのでまた尋ねると今度は「教会を造っているんです」という答えが返ってきたそうです。

スーパーに行くと店員さんが棚に商品を並べている姿をよく見かけますが、僕が棚の近くに行っても商品補充が自分の役割と思っているのか脇目もふらず仕事に励む従業員さんもいれば、「いらっしゃいませ」と言って場所を空けてくれる店員さんもいたりと対応は二つに分かれるようです。
もし前者のような従業員ばかりだったらその店は長く続かないだろうと思いますが、自分の仕事をよく理解していない人は社会には意外と少なくないように思います。


先日(10/25)地元紙の投稿欄に「県庁移転より復興に全力を」という福島市にお住まいの方の意見が掲載されていました。印象的な箇所をいくつか抜粋して紹介したいと思います。

「県庁が福島市にあって不自然、不都合なことがそんなにあるのでしょうか」
「私は『今更何を言ってるの』という気持ちになりました」
「通信手段が発達し、出先機関も拡充されていて、県内各地の人たちもわざわざ県庁に足を運ばなくても支障はないと思います」」


どうでうしたか。インパクトのあるとても正直な福島市民のご意見でしょう?
「今更何を言ってるの」ですからねぇ。でも、いささかユニーク過ぎるお考えのようにも思えます。先にあげた煉瓦職人やスーパーの従業員のように木(県庁)だけを見て森(福島県)全体に意識が及ばないのか、それとも意識的に目を背けているのかどちらかなのでしょうね。
ひょっとするとこの方と同様県庁移転の意義(影響と可能性)をよく理解出来ない首長さん、議員さんも意外と多いのかもしれません。

そういう人たちに向かって「一生、油を売り続ける気かい? それとも福島県を変えるチャンスに賭けてみるかい?」と言ってみても始まらない気がします。スカリーのように何日も自問出来る相手にだけ通用する言葉なのでしょう。
それでも、「福島県と福島県民にとって長期的にどっちが得なのか皆でよく考えてみないかい?」と言えば少しは耳を傾けざるを得ないでしょう。県民に不利益を与えて平気でいられる知事や県会議員など必要ありませんからね。
それに、福島県の真の再生を考えたときに県庁移転に勝るシンボリックな施策はちょっと頭に浮かびませんしねぇ。今すぐ建てろとは誰も言っていないのですからこの問題はよくよく考えてみるべきでしょう。

それにしても、「県庁が福島市にあって不自然、不都合なことがそんなにあるのでしょうか」には参りました。ジョブズのお株を奪うような現実歪曲ぶりですよね(汗)。この方、いわきに県庁(及び県立図書館等県の共施設の集中)があったとしても果たして同じ事が言えたでしょうか?


*10月31日の民報に、この方への返事という形で「県庁の郡山移転 復興のシンボルに」という移転推進する会事務局の方のご意見が掲載されています。

**スティーブ・ジョブズに興味を持たれた方は今日(11/1)発売になった「Ⅱ」の方を先に読まれた方がよいかもしれませんね。Apple復帰後の少し大人になった(?)ジョブズが描かれているはずですから(僕はまだ手にしていませんので悪しからず)。

2011年10月 9日 (日)

ありがとう スティーブ

この世を去ってしまったジョブズ氏の葬儀が

7日に執り行われた(らしい)ということです


Appleファンとしてだけでなく

IT革命の恩恵に浴している者として

哀悼の意を表したいと思います


全身全霊を傾けて形にしてくれた最高にクールな贈り物をありがとう

と感謝の意を添えて

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画像説明

◇愛機iMac 映っている画像は香港の学生がデザインした「追悼ロゴ」  よく見るとスティーブのシルエットがデザインされています(この画像ではいささか不鮮明ですが)
◇キーボードとマウスはPower Mac G4 Cube 付属品  フォルムのユニークさと美しさにおいて G4 Cube はこれまで世に出たセパレートタイプパーソナルコンピュータのなかで最高峰と呼べる製品ではないでしょうか  現にニューヨーク近代美術館(MoMA)のデザインコレクションとして永久所蔵されています
◇左にあるのはキャノンのプリンター  キャノンはスティーブがApple から追放された後立ち上げたNeXT社を支援していました  そうそう 最初にMacを購入したのもキャノンゼロワンショップでした  国内独占販売でしたからね(+_;)
◇右奥はパイオニア製のコードレス電話機  パイオニアは一時期Mac OS互換機を開発・販売していましたがスティーブのアップル復帰とともに販売を継続することができなくなってしまいました
◇手前の雑誌は Macworld Japan March 1994 その号のタイトルはズバリ「マッキントッシュ伝説」
◇そしてこの写真を撮ったデジカメはCybershot  Mac はソニーが開発した3.5インチフロッピーディスクドライブを最初に採用したパーソナルコンピュータと言われています  そういえば LCⅡと一緒に購入したApple のモニターもトリニトロンでした  そして現在 ソニーは iTunes に楽曲を提供していない唯一(?)のメジャーレーベルでもあります

こうして改めて眺めてみるとスティーブと因縁浅からぬ会社の製品が身の回りに溢れていることに驚かされます
誰もが認める偉大な人物でしたが彼に翻弄された企業もきっと少なくないのでしょうね
そうした苦い経験をもつ人々でさえ彼の多大な功績を認め 世界中の人たちと同じ喪失感を味わっているのかもしれません
僕がMacを使い続ける理由もデザインのよさや操作性の快適さだけでなく 数々の伝説をつくったスティーブの情熱的な生き方が製品の隅々にまで投影されているように感じるからだと思います

2011年10月 6日 (木)

知事さん、議員さん、県民4人に1人って多すぎませんか?

これまでベールに包まれていた福島県庁を郡山に移転推進する会が遂に陣容を明らかにし、活動を本格始動されました。今後の展開を期待せずにはいられませんね。

僕個人としては県庁移転の議論に関して気になることが二つあります。一つは知事と県議会がこの問題をどの様に捉えているのかという点です。ざっくばらんに申しますと…
「県庁偏在には多大な弊害があるのでいつか是正されるべき問題であると考えているのか、あるいは、福島県の現状は理想的な姿であっていわきや県南、会津の住民に不便があっても甘受するのが当然であると考えているのか、それとも、現実は理想とは程遠い姿であると認識しつつも面倒なので何もせずに現状を維持したいと考えているのか、どのご意見をお持ちですか?」
ということです。
県庁移転問題となると勢い賛成か反対か、財政的にどうかなどという議論に陥りがちですが、先ずは取り組む基本姿勢を問うことが先のように思います。この問題にどの様な立場で向き合おうとしているのか、知事と県議会の本当のところを知りたいと思っています。

二つ目は、これまでも庁舎移転は財政的に困難であると県当局は度々繰り返し答弁していますが、宮城、新潟、群馬、栃木、茨城と周囲の県はどこも新しくて立派な庁舎をもっていますが、なぜ福島県だけが庁舎を新調するための資金がないのか(積み立ててこなかったのか)という素朴な疑問です。財源がないというのは今回のような県庁移転運動が起きないようにするための口実に過ぎないのではないかとも思っていましたが、郡山合同庁舎建設などは10年以上棚上げ状態の挙げ句今回の地震による大きな被害ですから福島県の財政は一体どうなっているのだろうと不思議でなりません。

長期的な視点に立てば県庁舎移転は福島県発展のために必要な投資と見なすことも出来ますから単なる改築とは違い重要度の高い施策になり得るのではないでしょうか。
最近では栃木県にも人口数で追い越されてしまいました。原発事故による影響が大きいのでしょうが、それ以前から福島県の凋落傾向ははっきりしていたのですから、悲惨な原発事故のイメージを払拭し現在進行中の経済的な危機を乗り越えるためにも今こそ思い切った手を打たなければ再興などまずあり得ないでしょう。

議会も危機感を持ってせめて移転調査費だけでも計上するよう県に強く求めるべきです。十分な資料がなくてはまともに検討することなど不可能ですから、是非、大阪府のような比較資料(PDF)を県民に提示して欲しいと思います。
決して少なくない数の県民が不便を強いられているにもかかわらず県庁移転は財政的に無理だなどとお座なりな返答しかできない貧しい県から何のために高額な報酬を受け取っているのか少しは自覚していただきたいと思います。

さて、県民4人に1人と言う数字ですが、答えは表の中にありますので是非ご覧いただきたいと思います。


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2011年9月26日 (月)

ヨドバシカメラ新店舗オープン

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ヨドバシカメラの新店舗がやっと開店しましたね。家電量販店としては福島県内最大規模の売り場面積というだけあって流石に品揃えも充実しているようです(家電製品以外の取り扱いも増えています)。

今回の店舗移転に関しては個人的に二つの点で注目していました。一点目は、国内112番目となるAppleショップがマルチメディア郡山店に新設されたのではないかというAppleファンとしての期待です。
が、結果は見事に空振りでした(笑)。

Macの売り場そのものはPC売り場から独立してはいるものの以前同様PCコーナーの片隅にあり(地階の上りエスカレーター前ではありますが)、扱いが格上げされたという印象はありませんねぇ。
いまやAppleショップが設置されていない県の方が少ないくらいですから福島県では依然としてウィンドウズユーザーの天下ということなのでしょうか(MacでもWindowsを起動出来るということをまだ知らない方が多いのでしょうか)。甚だ残念な結果ですが、まあ、僕の希望が実現する日も何れ遠からず来るだろうと思います。 公共交通機関を利用する場合、ここは福島県内で最も便利な場所と言えますから、福島県で最初のAppleショップはマルチメディア郡山店がふさわしいと思いますね。

二点目は、駐車料金の割引サービスについてですが、この件も見事に期待を裏切られました。5千円の買い物で1時間無料という強気の姿勢は全く崩していませんね(汗)。
今回の移転によって旧店舗の何倍もの広さの売り場と多くの店員を抱えることになったわけですからそれを維持するためには相当の売上を見込んでいるはずです。一等地に移ったというだけで簡単に達成出来る数字ではないでしょうから新たな客層を開拓するためには駐車券サービスも早晩見直しを迫られるのではないかと思います。僕自身もヨドバシカメラをよく利用するひとりですがもう少し敷居が低くなるといいと思いますね(以前にアップした駐車料金サービス比較表はこちらになります)。
とにかく新店舗が繁盛して郡山で末永く良いサービスを提供してくれることを願っています。

 

市史の年表更新ですが、勝手にお休みしていて申し訳ありません。いずれ再開するつもりで居りますが…(一旦ブランクをつくってしまうと腰が重くなってしまいますね)。
年代もいよいよ昭和に入りますが記述もそれなりに多くなります。気長に取り組む所存ですのでご理解の程よろしくお願い致します。

 

2011年7月31日 (日)

年表(大正11年〜)

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「大正期の郡山は、各種工場の進出によって工業製品の生産額が増大した。また、工場就業人口も大きく増加をきたした。そのため、地域の商業が発展し、市制施行の大正13年前後には、商業都市としての性格が現れてきた。ー(中略)ーこの時期の商店は、まだまだ明治期の継続で、商店街は、大町・中町・本町が中心で、つづいて、駅前通りが開かれつつあった時代である。」と「郡山の歴史」にあります。

 大正時代の娯楽と遊技場

景気の影響を反映するのは、遊興・娯楽や飲食業界である。郡山では、大正期に駅前通り北町・柳内などが娯楽飲食街として拡張されていった。劇場・映画館は、大正座(北町)・郡盛館(北町)・清水座(北町)などがあった。また、大正5年には北町に乙卯倶楽部、燧田に旭俱楽部などという玉突場も出来た。大正座・郡盛館は、当時は活動写真といって映画を常設していた。この時代にはなくなったが、中井堀に共楽座という芝居や活動写真の小屋があった。
赤木には、明治の後期に市の中心部から移った三軒の「妓楼」があった。料理屋は好景気の影響で倍増し、洋食専門の店(カフェ)も北町に出来た。大正5年「郡山現勢」によると「料理調進等東京風にならひ、相当繁盛を見る。宮戸川・布袋館・大谷家・星輝・春日などその重なるものにして、何れも料理の他に芸妓を抱く、其の数40名なり」とある。(「郡山の歴史」より抜粋)

2011年5月30日 (月)

年表(大正2年〜)

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 見づらいときは年表をクリックしてご覧下さい


大正期の郡山(町)は、商工業の発展に伴い人口が急増しています。明治35年の現住人口は14,134人でしたが大正10年には28,141人と倍増しています(資料がないため同時期の県内他都市と比較出来ないのが残念です)。しかし、それとは裏腹に物価高により町民は極度の生活苦にあえいでいたということです。

 久米正雄の社会劇

 郡山の米騒動が起きた翌年(大正8年)、郡山ゆかりの作家久米正雄は製糸工場をモデルに描いた「三浦製糸場主」という社会劇を発表している。この作品は誤って工場の機械に触れ片腕を傷つけた女工を中心に、資本家と労働者の対立関係をテーマとして、結局、労使の間で死を選ばなければならなかった哀れな女工の運命を、社会的な視野で描いている。これは郡山のある製糸工場がモデルとなっている。
 この頃の郡山では、いまのような労働組合とは異なっているが、友愛会という組織があった。この作品によって、当時の製糸工場の女工のおかれた位置などがわかる。この作品が発表された時期に、岩代紡績の男女工350余命が賃上げを要求し、麓山公園に集まってストライキに入っている。「郡山の歴史」より

2011年5月16日 (月)

通りの個性づくりは街路樹選びから

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久しぶりにカメラを携え郡山の街を歩いてみました。五月の日差しの下では純白のハナミズキやツツジの花が眩しいくらいです。

文化通り、昭和通り、貨物道路、麓山の杜公園北側の通りと歩いたところだけでもハナミズキがやたら目につきました。住民に好まれる理由は何となく分かる気がしますが、枝が伸びないので管理する側にも都合がよいのかもしれませんね。

ところで、昨年不発弾が見つかり市民の注目を集めた文化通りの拡幅工事ですが、工事の障害となる建物は残り一つとなり、現在解体作業が進められています。開通は来春の予定のようですが、ひょっとすると半年くらい前倒しになるのではないかと期待を抱かせるほどの進展ぶりです。

工事が進む本町地区は旧市街地ですから開通後街並みが急速に変貌を遂げるとも思えませんが、長期的にはどの様な個性を持った通りに変わっていくのか興味があります。まずは、どんな街路樹を植えて通りを特徴付けるかが検討課題ではないでしょうか。

道路幅に対して街路樹が低すぎると街並み自体が貧相に見えたりします。ただでさえ美しい街路樹が少ない郡山の中心街は“残念な都市”といういイメージが定着しかねませんから、樹種の選定にはもう少し気を遣っても良いのかなと思います。特に、統一感のない雑然とした郡山のような都市では、緑の占める割合が景観の善し悪しを左右する最重要要素となり得ますから。

個人的には、葉と樹形が美しい高木種で関東地方ではあまり見かけないものがこの通りにはふさわしいように思います。そうすれば新幹線の車窓からも目を引き、緑が美しい郡山という印象をもってもらえるかもしれませんし、市民にはオシャレな通りと映るかもしれません。

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