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2012年2月16日 (木)

誠実な商人 姑息な商人

こそく【姑息】 一時の間に合わせにすること。また、そのさま。一時のがれ。その場しのぎ。(Mac辞書アプリから抜粋)


最近、この言葉にぴったりの言動をなさる御仁と遭遇した経験はありませんか?

そうです。「いまは県庁移転を論じるときではない」と宣う人道主義者のことです。これって、一時のがれ、その場しのぎの典型じゃないんですかねえ。

論じることでお給金を頂いている方たちがこういうことをおっしゃっちゃあいけません。あまりの驕慢さにあんぐりと開いた口がしばらく戻りゃあしません。旦那のお給金が誰の懐から出ているのかよーくご存知でやしょう?

「ただいまその商品は手前どもの勝手な都合により販売を見合わせていただいております…」とでも言われたような気持ちにさせられちまいます。誰もが欲しがる今が旬の人気商品だってえのにねえ。

そしたらこちらも「それじゃあ販売再開はいつになりますかねえ?」と尋ねるのが筋というもんでさあ。これにきちんと答えられるのが誠実な商人ってえもんです。

もひとつ付け加えるならば、論じる為には準備ってえもんが必要なんです。ろくな商品知識を仕入れもせずに客に粗悪品を売りつけちまうような阿漕な商売の仕方は感心しませんねえ。店の評判が落ちておまんまの食い上げになっても知りませんよ。

そんなこたあない。準備万端、資料も完璧に揃えてあるのでいつでも取扱を再開できる態勢は整っているとおっしゃるんですね。

そうですかあ。残念ながら私(あっしら)町人はただの一度もそういうものを目にしたためしがねえんでやすよ。だもんで、隣の八っつぁんにも教えてやりてえんで、こんど、等級別の仕様と値段が載ってる詳しいやつを一遍拝ましておくんなせえ。巷で人気急上昇中の県中版ってえやつもですぜ。

それからもひとつ、余計なお節介ということは承知で言わしてもらうんだけど、旦那も城下の客だけ贔屓するようなまねはそろそろ止して磐城や奥会津の町人たちのことも少しは考えてやっちゃあくれませんかねえ。人道主義者ならば理不尽な不便を強いられている町人のやるせない気持ちは人一倍よーくわかるってえもんでしょう。頼みましたよ。

2012年2月11日 (土)

君子は豹変す

前回の記事は、僕が抱いた素朴な疑問を問い掛け形式で書いただけのもので、前半を危機管理、後半を県庁移転について問う構成となっていますが、
「原発を誘致したのは何故ですか?」
「
県内の原発を全て廃炉にすると宣言したのは何故ですか?」
という二つの問い掛けが柱です。

正直に言えば廃炉について言及した新聞記事をよく読んでいないので知事の真意が何処にあるのか良く理解していません。
しかし、原発を誘致した理由よりも廃炉にする理由の方が今を生きる福島県民にとっては非常に重要であると知事は県民に示したかったのだろうということだけは理解出来ます。

つまり、何よりも県民の安全と安心を最優先するという知事の決意表明に他ならなかったはずですが、今回報道された懸案の県警本部(&危機管理施設)建設に関しては、一刻一秒を争う災害に対して県民の生命をどう守るのかという検討の中身が全く伝わってこないのが不思議で仕方ないのです。
原発事故に至った原因と事故対応の失敗という教訓がまったく活かされないとしたら何も学んでいのと等しいのではないですかと一福島県民として申し上げているだけなのです。
自然災害リスクを軽視して県庁周辺に危機管理施設建設を推し進めるような県政トップに、大津波の危険性を軽視して取り返しの付かない結果をもたらした国と東電を責める資格が本当にあるのでしょうか。

一方、県庁の在り方についても、震災と原発事故で疲弊した市町村をサポートしていかなければなりませんから、殿様商売(殿様仕事?)を続けるわけにはいかないはずです。
国でさえ県の内外に散り散りになった被災者の利便性を考慮して郡山に原子力損害賠償紛争解決センター 福島事務所を設置しているわけですから、福島県が置かれた現状を冷静且つ客観的に見つめ、これまで避けてきた事に対してももっと誠実に向き合うよう求められていることを知事さんも理解して頂きたいと思います。
知事さんがいま福島県民に示すべきは「君子は豹変す」という勇気ある態度ではないでしょうか。

2012年2月 7日 (火)

知事さん、震災から何を学ばれたのですか?

県警本部新庁舎整備の記事を読んだらこんな問いを投げかけてみたくなりました。


知事さんは、想定外という言葉はお好きですか?
言い訳するのはお好きですか?
自然災害リスクは小さい方がよいと思いますか?

知事さんは、オフサイトセンターは無意味だったと思いませんか?
新設される県の危機管理施設は県庁周辺よりも安全な場所がふさわしいと思いませんか?
危機管理施設は何処で災害が起きても迅速に対応出来る場所が適していると思いませんか?

知事さん、原発を誘致したのは誰たちですか?
原発を誘致したのは何故ですか?
県内の原発を全て廃炉にすると宣言したのは何故ですか?
東北にある他の原発も廃止すればよいとお考えですか?

知事さんは、原発事故の被害を受けた市町村は県と二人三脚で歩んで行くしかないと実感されましたか?
全市町村の為にもっと尽くしたいと実感されましたか?
もっと県民に身近な県庁にしたいと実感されましたか?
よりよい福島県をつくろうと実感されましたか?

知事さんは、県民の声に耳を傾けるのがお嫌いですか?
県庁移転の多くの願いをどう思われますか?
市町村議会の県庁移転決議についてはどう思われますか?
庁内でリーダーシップを発揮されていますか?

知事さん、議員さん、福島県民が未曾有の苦難に直面しているのは何故ですか?

知事さん、議員さん、震災から多くを学ばれたのですね?
それでは、県庁と県警本部を移転してよりよい福島県をつくるための第一歩としましょう。

2012年2月 5日 (日)

「均衡ある発展」に必要な施策とは

二回に渡りこの20年間に購読紙読者欄に掲載された37件に昇る県庁移転に関する県民の声を紹介しました。

長期にわたって多くの県民から県庁移転についての切実な要望が寄せられているわけですから、知事ももっと真摯に受け止めてこの辺で正しい態度を示すべきではないでしょうか。

また、県議会(議員)に対しても面と向かってはとても言えないような厳しい意見も少なくありません。これ以上放置すると恥の上塗りどころか福島県議会不要論にまで発展するのではないかと危惧致します。

福島県は県土が非常に広いため、事あるごとに県は「均衡ある発展」という言葉を多用して県民の不公平感に配慮を見せて来ました。そして多くの福島県民もまた魔法の言葉のようにそれを信じて今日まできましたが、実際に福島県が言葉通りの姿になっているのかどうかということはきちんと検証する必要がありそうです。

将来推計人口によれば、2005年を基準とすると30年後には郡山が3.1万人、会津若松市が3.4万人、福島市が4.5万人、いわき市が8.1万人、福島県全体では何と44万人強もの人口減少が予想されています(これらには当然ながら原発事故による雇用基盤のダメージ等は加味されていませんのでさらに注意が必要です)。

地域発展の原動力でもある各市町村の人口は今後激減すると予想されているわけですから、均衡ある発展など絵空事に過ぎないということは明白です。

そういう厳しい時代に求められることは、自分たちの頑張り次第で地域を少しでも良くすることが出来るという仕組みをつくることではないでしょうか。それは市町村や地方振興局単位ということになるはずですから、今よりも県の出先機関の機能を強化する必要があります。

同時に、県は県としての力を最大限に引き出せる態勢を整えることが求められます。それは県内全市町村に対して今よりもサポートしやすい場所へ県庁を移すことと、企業立地についても、強力な吸引力を持つ周囲の県に対して福島県がもっと競争力を持てるような方策を真剣に検討することではないでしょうか。

そのように県と市町村が、それぞれの持てる力を最大限に引き出せたときにはじめて均衡ある発展の土台が出来たと言えるようになると思うのです。

現実を直視して、まずは新しい福島県の態勢づくりを考えてみようではありませんか。県庁移転運動はそのための第一歩と受け止めていただきたいと思います。

地域の代表である福島県議会議員の皆さんも掛け替えのない郷土を今より少しでも良くする為に一度くらい "Yes, we can." と、声に出してみませんか。それが県民の願いなのですから。

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2012年2月 1日 (水)

県庁移転論と反対論 1992〜2003

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今回は、1992年から2003年までに新聞読者欄で拾った県庁移転論とそれに対する反論をまとめてみました。注意して毎日見ているわけではありませんので購読紙に掲載された県庁移転論全てを網羅しているとは限りません。予めお断りしておきます。

さて中身ですが、2011年にゼロだった会津若松市からの意見が二件あります。「これからも四市を核に均衡ある発展を続けて欲しい」「私は移転すべきでないと思う。(中略)県全体の事を考えると現状維持が良い気がする」という、福島市民の立場とは一線を画す少々消極的な反対論となっています。

気になるのが、反対論に郡山への一極集中を警戒する意見が少なくないことです。僕個人は、東京のような「あらゆるものの過度の集中」と福島県の発展に寄与する「適度な集中」を分けて考えたいのですが、一極集中が他地域の「過疎化」と対の言葉として受け止められているようなので、まずはこうした不安を払拭することが県庁移転を訴える側に求められているように思います。

一方、賛成論についてはたくさん意見があり、表に書き込んでいないものもありますので、ここで少し長めに紹介して今回の終わりとします。

「白紙の状態で県庁等の機関を設置するとしたら県民のほとんどはその中心を選ぶのが公平な良識ということだろう」「全体的にこの問題は、将来を考えると計り知れない経済効果と利便性、その他の発展性が裏打ちされ、容易に説明出来るし納得される内容でもある」「遠隔地の者は長年の念願であるのに、出先機関や地域代表の県議会議員、有識者らの感覚、見解などは冬眠の域のようだ」「終生福島に暮らすものではなく職務上この広い県内を転勤経験した立場からも、現状の不公平、不便さを実感させられた」「ここ原町は距離的には福島市であるが、その時期が至れば大勢に寄る事になるだろう」「新県都を中心部にして四方へ放射線状に道路を構築して‥素晴らしいですね」。

「私はいわき市在住者であるが、周りにはあまりにも県政に関心を持っている市民が少ないと思う。市政や国政には注意を払っても、県政にはそれがないのだ。具体的にいうと、市役所や中央官庁に入りたいとは思っても、県庁に勤めようと思わないのだ。これでは人材が集まらず、福島県はレベルが低いと他県から思われても仕方がない」「このままでは福島県は人材を失い衰退していくばかりである。郡山市に移転すれば会津地方からも県都が近くなり、より県政が身近に感じられることになるであろう」「県民の皆様、真剣にご一考下さい」。


「このままでは福島県は衰退していくばかりである」「郡山市に移転すれば(いわき市からも)会津地方からも県都が近くなり、より県政が身近に感じられることになるであろう」と、県庁偏在に起因するデメリットと県庁移転のメリットを的確に指摘していますが、これに反論するのは難しいのではないでしょうか。

2012年1月 4日 (水)

県庁移転運動に対する県民の反応は…

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昨年、福島民報読者欄で見つけた県庁移転に対する県民の意見をまとめてみました。

掲載された12人の方の年齢構成は70代が4人、60代が6人で投稿者のほとんどが高年齢層ですが、残りの二人は40代と20代が一人ずつでどちらも福島市にお住まいの方です。若い人がわざわざ投稿するということは県庁移転に対する相当な危機感の現れと見て間違いないでしょう。

ネット掲示板(○ちゃんねる)等で見るショートコメントと異なり原稿用紙1枚分の主張は読んでいて楽しくもあります。それに、かなり独自の世界観をお持ちの方もいらっしゃいますね(汗)

掲載された様々なご意見に対して一つ一つコメントはしませんが、皆さんの感想をお聞かせいただけたら幸いです。また、福島民報に直接投稿していただくとより大きな反応が期待出来ると思います。原稿は民報のホームページから送れます(「民報 投稿」で検索するとすぐに見つけられると思います)。

最後になりましたが、本年も宜しく御願い申し上げます。


2011年11月16日 (水)

県議選近づく

選挙が近づくと一番悩まされるのが騒音問題です。選挙カーからの候補者の必死の叫びを聞くのは好ましいものではありませんが、それよりも耐え難いのが防災行政無線を使った広報です。
すぐ近くにある放送設備から「棄権しないで投票しましょう」などとほとんど意味のない放送を大音量で毎日聞かされるのは非常に嫌なものです(適度な音量で聞こえる場所にお住まいの方には分かってもらえないかもしれませんが)。こうした広報活動で投票率が向上した例はないのですからやるべき事は他にあるはずなのですが…
また、防災行政無線の乱用に関してもかなり前に市のウェブサイトに市民の声としても寄せられていましたからいい加減この辺りで改めて貰いたいものです(何しろ善良な老若男女に向けて「飲酒運転は絶対に止めましょう」ですからねぇ。参ります)。

さて、選挙で二番目の悩みはどの候補者に投じるかという至極真っ当な問題ですが、皆さんはいつもどのような情報を判断材料として一票を投じられているのでしょうか。
ポスターや公報、新聞等で得た情報から一人だけを選び出すということは相当難儀な作業ですが、こういうことが有権者の無関心と投票率の低下を招いている大きな原因と考えられるにもかかわらずカネばかりかかる時代遅れの選挙制度が一向に改善されないのはなぜなのでしょう。

といいつつも選挙公報の仕方にもまだまだ改善の余地があるものと思います。例えば、ウェブなどで各候補者に対する質問事項を募集し上位10項目くらいをアンケート形式にまとめて選挙公報に一緒に掲載するということは考えられないでしょうか(アンケートに回答するかどうかは当然各候補者の任意ということになると思います)。
こうしたことは特に投票率の低い若者層の関心を集めるきっかけになるかもしれません。また、住民が政治に何を望んでいるのかということを候補者が知る手がかりにもなりますし、当選した議員の政治活動に多少なりとも活かされる可能性もあります。何れにしても多くの県民が共通課題と考えていることに対する各候補者の姿勢を知ることは重要です。

また、アンケートとは別に公開討論会という形式も考えられますね。国政選挙投票日の夜などは民放でさえも貴重な(?)娯楽番組の時間を割いて開票状況を詳しく報道しますが、そういうことをするくらいならむしろ投票前に十分な時間を割いて各候補者の考えや資質を画面に映し出してほしいと思います。その方がよっぽど世の為になるというものです。特にNHKには地方選挙においても公開討論番組を企画して有権者が候補者をふるい落とすための材料を提供していただけたら助かります(地方議会のレベルを引き上げる方法が他に見当たりませんしねぇ)。

3月の原発災害以降県民生活は激変してしまい「避難生活を強いられているのに選挙をしている場合か」という意見もたまに耳にします。心情としてはよく分かりますが、私たちの投じた一票の結果が今日の状況を生み出したとも言えるわけですから選挙そのものを軽んじることは誰にも出来ないはずです。選挙権を持つ一県民として福島県の今と将来の姿を真剣に考えて主権者としての責任を果たしていただきたいと思います。

2011年11月 1日 (火)

「福島県を変えるチャンスに賭けてみるかい?」

発売を楽しみにしていた話題の「スティーブ・ジョブズⅠ」を読みました。
ジョブズがペプシにいたスカリーに言った「一生、砂糖水を売り続ける気かい? それとも世界を変えるチャンスに賭けてみるかい?」という口説き文句はあまりにも有名で、このエピソードは当然この本にも詳しく収められていますが、何と言ってもジョブズの一番凄いところはパーソナルコンピュータがもつ可能性と社会に対する影響を一番よく理解していたことではないかと改めて思いました。だからこそこんな台詞が言えたのでしょう。
これを商品化して大量に売ればもっと大金持ちになれると考えなかったところが凡夫と違うところでしょうね。


話は行き成り変わりますが、とある町で、旅人が道を歩いていたそうです。作業をしている人がいたので何をしているのかと尋ねると、男は「煉瓦を積んでいるんです」と答えたそうです。それから少しだけ歩くとまた同じように作業をしている人がいたのでまた尋ねると今度は「教会を造っているんです」という答えが返ってきたそうです。

スーパーに行くと店員さんが棚に商品を並べている姿をよく見かけますが、僕が棚の近くに行っても商品補充が自分の役割と思っているのか脇目もふらず仕事に励む従業員さんもいれば、「いらっしゃいませ」と言って場所を空けてくれる店員さんもいたりと対応は二つに分かれるようです。
もし前者のような従業員ばかりだったらその店は長く続かないだろうと思いますが、自分の仕事をよく理解していない人は社会には意外と少なくないように思います。


先日(10/25)地元紙の投稿欄に「県庁移転より復興に全力を」という福島市にお住まいの方の意見が掲載されていました。印象的な箇所をいくつか抜粋して紹介したいと思います。

「県庁が福島市にあって不自然、不都合なことがそんなにあるのでしょうか」
「私は『今更何を言ってるの』という気持ちになりました」
「通信手段が発達し、出先機関も拡充されていて、県内各地の人たちもわざわざ県庁に足を運ばなくても支障はないと思います」」


どうでうしたか。インパクトのあるとても正直な福島市民のご意見でしょう?
「今更何を言ってるの」ですからねぇ。でも、いささかユニーク過ぎるお考えのようにも思えます。先にあげた煉瓦職人やスーパーの従業員のように木(県庁)だけを見て森(福島県)全体に意識が及ばないのか、それとも意識的に目を背けているのかどちらかなのでしょうね。
ひょっとするとこの方と同様県庁移転の意義(影響と可能性)をよく理解出来ない首長さん、議員さんも意外と多いのかもしれません。

そういう人たちに向かって「一生、油を売り続ける気かい? それとも福島県を変えるチャンスに賭けてみるかい?」と言ってみても始まらない気がします。スカリーのように何日も自問出来る相手にだけ通用する言葉なのでしょう。
それでも、「福島県と福島県民にとって長期的にどっちが得なのか皆でよく考えてみないかい?」と言えば少しは耳を傾けざるを得ないでしょう。県民に不利益を与えて平気でいられる知事や県会議員など必要ありませんからね。
それに、福島県の真の再生を考えたときに県庁移転に勝るシンボリックな施策はちょっと頭に浮かびませんしねぇ。今すぐ建てろとは誰も言っていないのですからこの問題はよくよく考えてみるべきでしょう。

それにしても、「県庁が福島市にあって不自然、不都合なことがそんなにあるのでしょうか」には参りました。ジョブズのお株を奪うような現実歪曲ぶりですよね(汗)。この方、いわきに県庁(及び県立図書館等県の共施設の集中)があったとしても果たして同じ事が言えたでしょうか?


*10月31日の民報に、この方への返事という形で「県庁の郡山移転 復興のシンボルに」という移転推進する会事務局の方のご意見が掲載されています。

**スティーブ・ジョブズに興味を持たれた方は今日(11/1)発売になった「Ⅱ」の方を先に読まれた方がよいかもしれませんね。Apple復帰後の少し大人になった(?)ジョブズが描かれているはずですから(僕はまだ手にしていませんので悪しからず)。

2011年10月 9日 (日)

ありがとう スティーブ

この世を去ってしまったジョブズ氏の葬儀が

7日に執り行われた(らしい)ということです


Appleファンとしてだけでなく

IT革命の恩恵に浴している者として

哀悼の意を表したいと思います


全身全霊を傾けて形にしてくれた最高にクールな贈り物をありがとう

と感謝の意を添えて

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画像説明

◇愛機iMac 映っている画像は香港の学生がデザインした「追悼ロゴ」  よく見るとスティーブのシルエットがデザインされています(この画像ではいささか不鮮明ですが)
◇キーボードとマウスはPower Mac G4 Cube 付属品  フォルムのユニークさと美しさにおいて G4 Cube はこれまで世に出たセパレートタイプパーソナルコンピュータのなかで最高峰と呼べる製品ではないでしょうか  現にニューヨーク近代美術館(MoMA)のデザインコレクションとして永久所蔵されています
◇左にあるのはキャノンのプリンター  キャノンはスティーブがApple から追放された後立ち上げたNeXT社を支援していました  そうそう 最初にMacを購入したのもキャノンゼロワンショップでした  国内独占販売でしたからね(+_;)
◇右奥はパイオニア製のコードレス電話機  パイオニアは一時期Mac OS互換機を開発・販売していましたがスティーブのアップル復帰とともに販売を継続することができなくなってしまいました
◇手前の雑誌は Macworld Japan March 1994 その号のタイトルはズバリ「マッキントッシュ伝説」
◇そしてこの写真を撮ったデジカメはCybershot  Mac はソニーが開発した3.5インチフロッピーディスクドライブを最初に採用したパーソナルコンピュータと言われています  そういえば LCⅡと一緒に購入したApple のモニターもトリニトロンでした  そして現在 ソニーは iTunes に楽曲を提供していない唯一(?)のメジャーレーベルでもあります

こうして改めて眺めてみるとスティーブと因縁浅からぬ会社の製品が身の回りに溢れていることに驚かされます
誰もが認める偉大な人物でしたが彼に翻弄された企業もきっと少なくないのでしょうね
そうした苦い経験をもつ人々でさえ彼の多大な功績を認め 世界中の人たちと同じ喪失感を味わっているのかもしれません
僕がMacを使い続ける理由もデザインのよさや操作性の快適さだけでなく 数々の伝説をつくったスティーブの情熱的な生き方が製品の隅々にまで投影されているように感じるからだと思います

2011年10月 6日 (木)

知事さん、議員さん、県民4人に1人って多すぎませんか?

これまでベールに包まれていた福島県庁を郡山に移転推進する会が遂に陣容を明らかにし、活動を本格始動されました。今後の展開を期待せずにはいられませんね。

僕個人としては県庁移転の議論に関して気になることが二つあります。一つは知事と県議会がこの問題をどの様に捉えているのかという点です。ざっくばらんに申しますと…
「県庁偏在には多大な弊害があるのでいつか是正されるべき問題であると考えているのか、あるいは、福島県の現状は理想的な姿であっていわきや県南、会津の住民に不便があっても甘受するのが当然であると考えているのか、それとも、現実は理想とは程遠い姿であると認識しつつも面倒なので何もせずに現状を維持したいと考えているのか、どのご意見をお持ちですか?」
ということです。
県庁移転問題となると勢い賛成か反対か、財政的にどうかなどという議論に陥りがちですが、先ずは取り組む基本姿勢を問うことが先のように思います。この問題にどの様な立場で向き合おうとしているのか、知事と県議会の本当のところを知りたいと思っています。

二つ目は、これまでも庁舎移転は財政的に困難であると県当局は度々繰り返し答弁していますが、宮城、新潟、群馬、栃木、茨城と周囲の県はどこも新しくて立派な庁舎をもっていますが、なぜ福島県だけが庁舎を新調するための資金がないのか(積み立ててこなかったのか)という素朴な疑問です。財源がないというのは今回のような県庁移転運動が起きないようにするための口実に過ぎないのではないかとも思っていましたが、郡山合同庁舎建設などは10年以上棚上げ状態の挙げ句今回の地震による大きな被害ですから福島県の財政は一体どうなっているのだろうと不思議でなりません。

長期的な視点に立てば県庁舎移転は福島県発展のために必要な投資と見なすことも出来ますから単なる改築とは違い重要度の高い施策になり得るのではないでしょうか。
最近では栃木県にも人口数で追い越されてしまいました。原発事故による影響が大きいのでしょうが、それ以前から福島県の凋落傾向ははっきりしていたのですから、悲惨な原発事故のイメージを払拭し現在進行中の経済的な危機を乗り越えるためにも今こそ思い切った手を打たなければ再興などまずあり得ないでしょう。

議会も危機感を持ってせめて移転調査費だけでも計上するよう県に強く求めるべきです。十分な資料がなくてはまともに検討することなど不可能ですから、是非、大阪府のような比較資料(PDF)を県民に提示して欲しいと思います。
決して少なくない数の県民が不便を強いられているにもかかわらず県庁移転は財政的に無理だなどとお座なりな返答しかできない貧しい県から何のために高額な報酬を受け取っているのか少しは自覚していただきたいと思います。

さて、県民4人に1人と言う数字ですが、答えは表の中にありますので是非ご覧いただきたいと思います。


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